終活コラム

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2024年1月2日

無宗教のお葬式について

お葬式のことを考えるうえで、宗教は重要な要素です。最近では、日頃から宗教者との付き合いがない、形式にとらわれず自由なお見送りをしたい方などが無宗教のお葬式を希望されるケースも増えてきました。
お葬式の宗教を考えるうえでは、葬儀後のことまで考えて決めることが大切です。今回のコラムでは、無宗教でお葬式を行なう場合の注意点やメリットを詳しくご紹介します。

生花のイメージ

無宗教のお葬式の注意点

本当に無宗教のお葬式をしてもよいのか考えてみましょう。

本当に宗教者と付き合いはないですか?
先述したように「日頃から宗教者との付き合いがない」場合でも、お話をお聞きすると「以前は〇〇寺にお世話になっていたけど、今は疎遠になっている」、「私は分家だから仏壇もないけど、遠方にある本家はお寺と付き合いがある」という方は意外と多いです。
無宗教でお葬式をした後に、疎遠になっていたお寺や親戚から苦言を受ける可能性もあります。 葬儀後に家族が困ることのないように、事前に周囲へも相談をし、理解をしていただいている方が安心です。

お葬式で何をするか考えましょう
宗教に則った形式であれば、仏教なら読経や焼香、神道であれば祝詞や玉串奉奠などある程度は式次第が決まっています。しかしながら、無宗教の場合は何も決まりがないため自由に決めることができます。逆の言い方をすると、自分たちで何をするか決めなければなりません。
お葬式の打ち合わせで「無宗教ということですが、お葬式で何をしますか?したいことはありますか?」と葬儀社のスタッフに聞かれても、すぐには答えられない方もいらっしゃると思います。
いざという時に困らないためにも、事前に葬儀社へ相談をすることで、より具体的に考えることができます。また、いくらしたいことがあっても、その葬儀社が対応できない場合もありますので、事前の確認が大切です。
したいことは特にないという場合でも、相談をすることでその葬儀社が過去におこなった事例などを聞くことができますので、イメージもしやすくなると思います。
無宗教のお葬式で何をするのか?一般的な例としては、「生演奏」、「献奏」、「映像や写真で思い出を振り返る」、「参列者が手紙を読む」、「献花」などが考えられます。

~エテルノからのご提案~

エテルノでは、司会者が奏者と連携することで生演奏とともに進行する“音楽葬”をご提案しております。無宗教形式のお葬式は宗教者による儀式がないため、式の内容を予めご検討いただく必要がございますが、音楽葬ならご遺族様に負担をかけずに心に残るお葬式を演出することができます。
※演奏する楽器は電子ピアノ、オカリナからお選びいただくことができます。
【料金】:49,500 円(税込)~

音楽葬のイメージ

葬儀後のことまで考えましょう
無宗教の場合、葬儀後の弔い方にも決まりがありません。仏教のように忌明け(四十九日)、一周忌といった法要が決まっていないため、何をするのかを事前にきちんと考えておく必要があります。
もちろん、何もしないという方法もありますが、例えば「命日に親族が集まって食事会をする」といった方法もあります。 また、仏壇やお墓についても同様です。お持ちのお墓が境内墓地などのお寺が運営する墓地の場合は注意が必要です。そのお寺の檀家でないと納骨ができない場合があるからです。境内墓地の場合でも宗教宗派不問のところはありますが、事前に確認しておくとよいでしょう。

無宗教のお葬式のメリット

それでは次に、無宗教のお葬式にはどういったメリットがあるのかを考えてみましょう。

宗教的な制約がない】
宗教によっては、お葬式の形式や供養の方法が決まっていることがあります。反対に無宗教のお葬式では、宗教的な制約がないため、自由度が高くなります。例えば、故人の趣味や人生観を反映したお葬式や供養を行うことができます。

葬儀費用が抑えられる
一般的に宗教儀式を伴うお葬式の場合は、宗教者へ「お布施(お礼)」といった一定の費用を納める必要があります。しかし、無宗教のお葬式では、宗教者を呼ばないため「お布施(お礼)」といった費用が不要となり、葬儀費用を抑えることができます。
ただし、葬儀の内容にこだわる場合は通常の葬儀よりも費用が高くなることがあります。しっかりと内容を検討して予算に収まるようにしましょう。

家族が集まっているイメージ

●無宗教のお葬式には、宗教的な制約がなく、費用を抑えることができるといったメリットがあります。しかし、お葬式の内容やその後の供養の方法を自分や家族で考える必要もあります。無宗教のお葬式を行うかどうかは、本人だけでなく、家族の意向も関わってきます。
大切なのは残される家族が困らないようにすることです。宗教の問題はお葬式だけでなく、葬儀後の家族の生活や付き合い方にも影響します。
ぜひ家族や大切な方とも事前に相談をし、意識を共有しておきましょう。そして、お葬式の具体的な希望が決まれば、エンディングノートに記入しておくと安心です。

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